◎博士の愛した数式◎
めずらしく土曜にお休みをもらえたので、旦那っちとは見られんな系のを、観てきました。
すっごく良かったよ。なんつーんだろ、あったかいキモチになった。
数学を堅く感じるのはきっと、答えがひとつしかない、って言うところから来てるんだろうけれど、本当に、深くて豊かな知識に、命を吹き込んで、数の世界のなかに、人の温かさや、大らかさを見つけられる、とっても魅力的な博士でした。
あと、博士と大切なときを過ごした親子。この親子がまた、素敵!
極端な表現かもしれないけれど。
体が丈夫でない人の不自由、心が丈夫でない人の不自由、男であるがゆえの不自由、女であるがゆえの、大人であるがゆえ、子供であるがゆえ、それぞれに、誰でもが多かれ少なかれ、抱えているはずの不自由、不具合、と同じように、覚えていられない、という不具合と、自然体で向き合う暖かい気配り。あぁ、簡単なようで、誰にでも出来ることじゃない、すばらしいコミュニケーションスキルだなぁ、って思った。
台詞のきれいな、とってもわたし好みの映画でした。
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