◎ホレボレしますぅ◎
こないだ出会った、惚れてしまいそうにかっこいいお客さまの話し。
お母さまと、お子さんふたり、計3名様でご来店。
【きっと残しちゃうよ、やめといたら?】というママに、
絶対残さない、と約束をして、オーダーしたらしいと思われるアイスを、
やっぱりお腹いっぱいで、全部は食べきれず、もういらない、ご馳走様、と言ってスプーンをおいた、3歳くらいの男の子。
この子にゆったお母さんの言葉。
『あのね、これをあなたが残しちゃうことには、ふたついけないことがあるのよ』
『まずひとつ。ママとしたお約束はなんだった?残さず食べるんじゃなかった?』
『もうひとつ。あなたがそれを残しちゃうときっと、それを作ってくれたひとは悲しいと、ママは思うなぁ。』
『わかるよね?残さずちゃんと食べなさい。それが出来ないなら、お店のおねえちゃんに、ごめんなさいって、自分で言いなさい。』
近くの席で接客しながら聞こえたこの会話に、鳥肌もんでした。
お母さん!あなたはかっこい〜!
それでもやっぱり、全部を食べることはできず、この子、帰りに本当に、レジで『残しちゃってごめんなさい。ごちそうさまでした』をして行きました。
かっこよくないです?
大人でさえ、オーダーした料理を、作ったひとを悲しませてしまうから全部食べる、なんて感覚をもたないひとのほうが当たり前なのに。
こんなに小さな子供に、きっぱりとそれを教えることの出来るお母さん。やっぱりかっこい〜!
ほれぼれしちゃいました。
ご飯は全部頑張って食べたから、今日はいいよね、次来るときにはきっとアイスも全部食べられるよね、と心の中でつぶやいたのびでした。
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